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ランドセル症候群の対策5つを紹介。小学生の「タブレットでランドセルが重い!」を解消して、登校時の苦痛を減らす方法
ランドセル症候群が話題になっていますね。2021年度からパソコンやタブレットが1人1台配布され、小学生のランドセルはさらに重くなっています。
ランドセル症候群で学校行きたくないと言われる前に、入学準備品購入で気をつけること・入学前から出来ることについてまとめました。
3人に1人がランドセル症候群。ランドセルは子供にとってどれくらい重い?
ランドセル症候群とは
※フットマーク株式会社のサイトより引用しました
小学生のランドセルの重さと荷物の多さを大人で考えてみた
ランドセルの重さは平均3.97kgです。試しに、小学校1年生の娘のランドセルを測ったら4.3kgあり、平均より重かったです。娘の体重の約20%分の荷物を毎日背負っていました。
体重20%分の重みとは、大人の場合はどのくらいの重さなのでしょうか?体重比率で考えてみました。30代女性の平均体重54.4kgの人にとっては10kgの荷物を背負って歩くことになります。
小学生の平均で考えるともう少し軽くなります。小学生は体重25kgで約4kgのランドセルを背負っています。30代女性にとっては8.7kgの荷物を背負って歩くことになります。
大人の女性で考えると、2リットルのペットボトル4本か5本を持ち歩くのと同じ
ランドセル症候群なんて今の子供は軟弱!とか言ってられないね
2021年度に文部科学省が進めているGIGAスクール構想で1人1台タブレットやパソコンが支給され、小学生の荷物はさらに増えてます。
お子さんと同じ朝の準備をしてみると、ランドセルは重いし名札と帽子とレッスンバックもあります。「なんでこんな身につけなきゃいけないのー😡」と共感できるはず。
ランドセル症候群対策その1:ランドセル以外の持ち物は軽いものを選ぶ
ランドセル症候群を防ぐために、ランドセルを軽いものにできるといいのですが、ランドセルはすでに買っていますよね。私も娘がパソコンを学校に持っていくようになって、ランドセルが急に重く感じ、軽いランドセルにしておけばよかったと後悔しています。
ランドセルは買い替えられないので、ランドセル以外で荷物を軽くできる要素を紹介します。水筒や筆箱など、なるべく軽いものを購入するとちりつもで負担が減りますよ。
水筒を軽くする
水筒は350mlで足りる。容量を増やすのは暑くなってから
毎日持っていく水筒の容量悩みますよね。うちは保育園の頃から使用している350mlの水筒で夏場でも充分足りています。
学童に行く場合や、遠足、真夏、運動会の練習時期は500ml〜800mlが必要ですが、最初は500ml入る水筒でも飲み物をちょっと少なめに入れて軽くするなどの工夫ができます。
熱中症対策で水筒の容量を増やすのは通学に慣れたゴールデンウィーク明け以降がおすすめです。
小学校入学時の水筒選びのポイント
- 水筒の大きさは0.5Lくらい。0.35Lでも足りる場合も。
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給食で200mlの牛乳を飲みますし、小学1年生の4月は半月以上14時までに帰ってきますので、0.5Lあれば足りますよ。
- 軽くて細い水筒で荷物軽減
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水筒はランドセルに入れたほうが、通学がラクです。カバーも含めてランドセルに入るサイズの水筒がおすすめです。
- 保冷機能で夏場も飲みやすく
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保温効果はなくてもいいのですが、夏場にごくごく飲めるように保冷機能が必要です。
- コップのみではなく直飲みタイプで
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4月にお迎え当番で下校について行ったら、下校途中に水筒を飲む子もいました。水筒タイムということで、下校班のみんなが立ち止まってくれます。
2時間程度の課外学習もある場合があるので、立ってダイレクトに飲めるタイプが望ましいです。
袋物を軽くする
レッスンバックなどの袋物はもう購入されましたか?購入していない、または手作りしていない場合は、軽さという観点から選ぶのもありですよ。
軽いレッスンバックを選ぶポイント
- キルティング生地ではなく、普通生地素材のレッスンバックを選ぶ
- ナイロン素材やジャージ素材のレッスンバックを購入する
- ワッペンやループエンドなどの飾りはつけない
- 裏地はつけない
長持ちするという理由で厚めの生地を選びがちですが、3年くらいで子供が飽きてくるので軽くて薄い素材でもいいと思います。
軽くて薄いほうが早く乾きます
月曜日に持っていくバックだけで1kgあるので、生地自体を軽くしないと月曜日憂鬱になりそう
軽い筆箱やランドセルに入れやすいサイズを選ぶ
筆箱は約127gととっても軽いものや、教科書の上に横向きに入る製品があります。低学年のうちは軽くてシンプルなものが実用的ですね。
ランドセル症候群対策その2:ランドセルを調整して体にフィットさせる
ランドセルの柄と色が気に入って買ったけど、荷物いれたらすごい重い
重いランドセルを買ってしまい私のように後悔している方もいると思いますが、諦めるのはまだ早い。ちょっとの工夫でランドセルを背負いやすくする方法があります。
肩ベルトの長さを調整する
ランドセルと背中のすき間を無くすと背負いやすくなります。背中にランドセルを密着させるように肩ベルトの長さを調節してください。
重い荷物は背中側に寄せて入れる。上の方にするとさらに良し
重い荷物がランドセルの蓋側にあると後ろから引っ張られているような状態になり不安定です。パソコンなどの重い荷物を背中側に入れると、ふらつきを防げます。さらに重い荷物を下に入れるより上の方に入れたほうが、重心が安定します。
ランドセルのすき間を埋める
ランドセルの中の荷物が歩くたびに動くと不快ですよね。また、ふらつきの原因になるのでタオルなどを詰めて荷物が動かないようにするといいです。
ランドセル症候群対策その3:足にあった靴を履かせる
子供の足ってすぐに大きくなるので、大きめの靴を選びがちだったりまだまだいけると思って小さめの靴を履かせがちですよね。
私はついつい大きめを買ってしまう派です
セールで買った靴が、子供の足の形に合わなかったって言うのもある
通学時の憂鬱はランドセルだけではなく、靴が合わなくて歩きにくいせいにもあるかも知れません。一度お子さんの足のサイズを確認が必要ですね。
ランドセル症候群対策その4:手荷物を減らす
月曜日や雨の日の登校は大変
ランドセル症候群で憂鬱になってしまうのは、ランドセルの重さもありますが荷物が多いのが原因かもしれません。
両手が塞がっていると、転んだ時に手がつけなくて危ないね
月曜日以外にも、ピアニカや図工の道具などサブバッグをもっていくことが多いです。なるべく荷物をランドセルに入れてしまい手ぶら登校できるといいのですが…。
ランドセルに取り付けてつかう補助バッグあったよー
娘が3つくらい荷物を抱えて帰ってくる時があり、両手が塞がる問題を解決したいなーと探したら画期的なグッズありました。
ランドセルに取り付けて手ぶら登校を可能にするグッズ3選
ランドセル症候群対策その5:体力作り
荷物を背負うことに慣れる
幼稚園・保育園の時は、日常生活で重い荷物を背負ってあるくことって遠足ぐらいしかないですよね。小学校にあがったら急に、自分の体重の20%分の荷物を背負って歩けと言われたら、いくらやる気があっても気が滅入ってしまう日もあるかもしれません。
そこで、公園に行く際などにリュックを背負って遊びに行くといいかもしれません。
自分の持ち物は自分で持つんだよ
子供のリュックに入れるもの
- 水筒
- おやつ
- 着替え
- ウェットティッシュ
途中でリュックが邪魔なことに気づき、リュックを背負うのをやめますが、言われるまで持たせておくとランドセルを背負う練習になります。
公園では着いた途端にリュックを下ろしてしまうと思うので、山もおすすめです。下記の本は4歳から登れる親子で歩きやすい山を紹介してあり、トイレの案内もあるので安心して山にチャレンジできます。
本を買う前に、子供が山に興味を持つのか知りたいと言う方には天覧山がおすすめです。20分という登校時間と大体一緒の時間で頂上まで登れます。
室内で運動
外に出るのが難しい場合は、室内で体を動かすのもおすすめです。
室内で体を動かすとなると音が響かないか心配ですが、クッションタイプのトランポリンを買えば、音が吸収されるので安心です。
運動が難しい場合は、太陽の光を浴びるだけでも健康になる
体力つけたほうがいいのはわかっているけど、運動苦手と言う方。私もそうです。実は私、逆上がりできないほどの運動音痴です。そこで、自分に言い聞かせるようになったのは、「日光浴だけでも体力作りになる」と言うことです。
運動が苦手な場合、外に出るだけでも体作りになるのでとりあえず外に出ることをお勧めします。日光浴の効果は下記のリンクより確認できます。
ランドセルが重い!ランドセル症候群の予防方法まとめ
- 水筒を軽くする
- レッスンバックを軽くする
- 筆箱を軽くする
- ランドセルの肩ベルトを調整する
- ランドセルの隙間を埋めて、重いものはランドセルの背中側に入れる
- 足にあった靴を履く
- ランドセル以外の手荷物を減らす
- 荷物を背負うことに慣れる・太陽を浴びるなど日常でできる体力作りをする
ずっと憂鬱な時は
ランドセル症候群